新井素子「ブラック・キャットⅣ チェックメイト」

新井素子のブラック・キャットⅣ チェックメイトを読みました。1984年にブラック キャットⅠが出され、ブラック・キャットⅡ ナイト・フォークが1985年、そしてブラック・キャットⅢ キャスリングが1994年、このブラック・キャットⅣ チェックメイトは2004年に出ています。

ブラック・キャットシリーズの最終話になります。20年経って、シリーズが完結した事に、意外感(完結しないかも?と、思っていました)と、完結したものが読めるという達成感(?)がありました。

高校生の頃、私に最も影響を与えた作家のひとりが新井素子でした。あれから二十余年、見つけたのは初めて行った図書館の棚。初めて行った図書館だから、最近は読んでいないコバルト文庫の棚などもチェックしていたのです。ブラック・キャットⅣ チェックメイトもコバルト文庫です。

正直言って、あれから20年経ったコバルト文庫を読む事が出来るのか?少し不安でした。なんてったってコバルト文庫はティーンズ向けのライトノベルスだからなぁ。つい最近、アーサー・C・クラークの短編集が読めなくなっている事に気づいてしまった私です。高校生のときに星の王子様を読んで、しまったなぁ(もっと早く読んでおくべきだった)と思った記憶が甦ります。

走れない怪盗・虫も殺せない殺し屋・天才的不器用なスリの三人がチームになったブラック・キャット。怪盗の目的は、売名行為・見つけてもらう事・あの人に殺してもらう事。盗むものはサファイア、ダイヤモンドはいいとして、男の子の心?超能力?土地登記簿?って何?対する.日本警察も、お人よしの刑事に、何でも壊す警官。ブラック・キャットⅣ チェックメイトにいたっては、何が目的なのかすらも判らない?(結果ですが)

新井素子の文体は20年前と少しも変わらず、そして心配していた私の読解力も20年前と少しも変わらず、無事に読み終えたことに感謝しています。


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