鳥越憲三郎「中国正史 倭人・倭国伝全釈」

鳥越憲三郎の中国正史 倭人・倭国伝全釈を読みました。漢書・後漢書・三国志・晋書・宋書・南斉書・梁書・隋書・北史・南史・旧唐書などの中国の史書の倭に関する部分を抜粋して書いています。鳥越憲三郎の二重祭政主権論には賛成しかねますが・・・。

同じような文章が繰り返し出てきますが、隋書に書かれている阿蘇山と竹島には興味が湧きました。どの史書も地名人名共に当て字が多い中、阿蘇山と竹島は、そのものズバリ。こんな頃から竹島って名前だったのかと感心。

隋の答礼使である裴世清が、答礼使として日本に来ているので、他書の伝え聞いた事を書き写したものとは、部分的ではあるが、信憑性が格段に違うのではないかと思います。魚を鵜飼いで採り、まな板代わりに槲(柏)の葉を使う。手を使って食べる。等と具体的な記述もありました。


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