水谷千秋「謎の豪族 蘇我氏」

水谷千秋の謎の豪族 蘇我氏を読みました。六世紀に突然現れて、大和朝廷の有力者となった蘇我一族。大化の改新で宗家が滅亡したためか、謎がたくさん残っています。

蘇我稲目が大臣になるまでは影が薄かった蘇我氏。そして馬子・蝦夷・入鹿と権力を握り続け、滅びます。当時の大王と婚姻関係が持つ事が出来るのは葛城・和邇・息長などの名族だけで、連姓の新興勢力である蘇我氏がどうやって婚姻関係を持ちえたのか?

武内宿禰を祖としているが、これは他の氏族にもいえるが、伝説というぐらいのものだし、また葛城氏の後継者というような事も言われているみたいだけれども、これも謎だし。

出自も渡来人説・大和国曽我説・大和国葛城説もいろいろありますが、本書は比較的、冷静に様々な意見を取り上げているように思われます。

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