ブルース・バートン「国境の誕生 大宰府から見た日本の原形」

ブルース・バートンの国境の誕生 大宰府から見た日本の原形を読みました。大宰府を中心とした視点から着目で面白いです。ブルース・バートンはアメリカ人で、アメリカで日本の歴史を学んで卒業後、1979年から福岡で2年間英会話教師をして、再びアメリカで博士課程を取り、桜美林大学の教授となられた方なのだそう。初めて日本で暮らした街が福岡だったから大宰府に着目したのでしょう。

663年の白村江の戦いで新羅と唐に敗れた事が、大宰府設置に至った理由だというのは間違いないと思います。六世紀から七世紀にかけての日本から朝鮮半島への軍事行動の理由は、もはや鉄資源ではなく、任那に対する日本の領有権の主張、あるいは領有権の主張をアピールしているという意見も賛成です。それに対して形だけでも答えているのが任那の調だったのではないかという推測も確かにありえます。


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