テーマ:ミステリー

森博嗣 「ジグβは神ですか」

森博嗣のジグβは神ですかを読みました。 宗教施設・美之里、失踪して、現在そこで生活している隅吉真佐美を連れ出して欲しいという依頼を受けた水野涼子。水野涼子は以前は年齢も性別も変えて探偵として活動していた。 複数の芸術家が暮らしている宗教施設・美之里へ向かった水野涼子は、そこで旧知の加部谷・雨宮・山吹と出会い、そして隅…
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高田崇史「カンナ 吉野の暗闘」

※この記事の内容は、今後この小説を読む予定のある方には、ネタバレがあるため、お勧め致しません。 高田崇史のカンナ 吉野の暗闘を読みました。カンナシリーズの第3巻。 吉野に現れたという早乙女諒司を探す鴨志田甲斐・中村貴湖・柏木竜之介。 山での女人禁制の説は、あらためて納得。有用な資源のある山に女性が一緒に入ること…
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高田崇史「カンナ 天草の神兵」

※この記事の内容は、今後この小説を読む予定のある方には、ネタバレがあるため、お勧め致しません。 高田崇史のカンナ 天草の神兵を読みました。カンナシリーズの第2巻。 神職見習いで忍者の伊賀服部流の血を引く鴨志田甲斐。そして現役東大生で忍者の伊勢服部流の血を引く中村貴湖。鴨志田甲斐の友人で、こちらも忍者の甲賀隠岐流の柏木…
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高田崇史「カンナ 飛鳥の光臨」

※この記事の内容は、今後この小説を読む予定のある方には、ネタバレがあるため、お勧め致しません。 高田崇史の「カンナ 飛鳥の光臨」を読みました。カンナシリーズの第1巻。 伊賀にある出賀茂神社の跡取りの鴨志田甲斐。女子大生のバイト巫女の中村貴湖。鴨志田の元同級生で出版社勤務の柏木竜之介。 出版社での殺人事件と出雲茂…
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樋口有介「捨て猫という名前の猫」

樋口有介の捨て猫という名前の猫を読みました。 月刊誌のフリーライター・柚木草平に持ち込まれた依頼。名前も告げずに、編集部に「秋川瑠璃は自殺じゃない。そのことを柚木草平に調べさせろ」という奇妙なものだった。柚木は、その死んだ女子中学生には、まったく心当たりがなかった。 内容的には苦いです。あんまり書くとネタバレするので…
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宮部みゆき「蒲生邸事件」

宮部みゆきの蒲生邸事件を読みました。 おそらく1995年2月だと思いますが、予備校試験のため、上京した平河町のホテルで火災に遭った主人公・孝史は、男に助けられるが、気が付くと男と共に昭和11年2月26日にタイムトリップしていた。それは二・二六事件直前の東京だった。 宮部みゆきはミステリーを主に書いている作家ですが、こ…
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黒川博行「螻蛄(けら)」

黒川博行の螻蛄(けら)を読みました。二宮と桑原の疫病神シリーズ。伝法宗慧教寺派の宗宝『懐海聖人絵伝』を巡って、宗教法人・画商・ヤクザ、そして桑原・二宮が、騙し騙され、奪い合います。 スピード感のある展開は、いつも期待を裏切りません。ほぼ登場人物の全員が嘘をつき、人を騙す。いくら何でも・・・こんな状況なのに・・・嘘をつく。実…
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有栖川有栖「壁抜け男の謎」

有栖川有栖の壁抜け男の謎を読みました。短編集です。 「ガラスの檻の殺人」「壁抜け男の謎」「下り「あさかぜ」」「キンダイチ先生の推理」「彼方にて」「ミタテサツジン」「天国と地獄」「ざっくらばん」「屈辱のかたち」「猛虎館の惨劇」「Cの妄想」「迷宮書房」「怪物画趣味」「ジージーとの日々」「震度四の秘密」「恋人」の16作。 …
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黒川博行「蜘蛛の糸」

黒川博行の蜘蛛の糸を読みました。 表題作の「蜘蛛の糸」の他、「充血性海綿体」「USJ探訪記」「尾けた女」「吸血鬼どらきゅら」「ユーザー車検の受け方教えます」「シネマ倶楽部」の全七編の短編集です。 色・欲・金・女と、黒川博行らしさはありますが、少し物足りなさを感じてしまうのは、長編の重量感が無いからかも知れません。
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原寮「愚か者死すべし」

※原寮の愚か者死すべしを読む予定のある方は読まないことをオススメします。ネタバレがあります。 原寮の愚か者死すべしを読みました。新・沢崎シリーズの第1弾なのだそう。 大晦日の午後に渡辺探偵事務所を訪れた依頼者は、死んだ渡辺を訪ねてきた女。以前より父に「何かあれば渡辺を頼れ」と言われていた。銀行強盗の疑いをかけられた伊吹哲哉を助け…
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貴志祐介「青の炎」

貴志祐介の青の炎を読みました。高校生の櫛森秀一は母と妹の三人で暮らしていたが、ある日から家に母の再婚相手だった曾根が居座り始める。十年前に母と再婚し、すぐに別れた曾根は、家では酒を飲み、妹に危害を加えようとする曾根を秀一は廃除しようと考える。完全犯罪の殺人として・・・。 以前に人から勧められた本なのですが、私の趣味としてはあんまり。勧…
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森博嗣「タカイ×タカイ」

森博嗣のタカイ×タカイを読みました。二階建ての家の屋根より高い、地上十五メートルのポールの上に乗せられた死体。うつ伏せになっている死体は、ポールにただ乗せられているだけだった。ポールのある家は有名マジシャンのものだったが、マジックでも、イタズラでもない証拠に、死体は刺殺されたものだった。どうやって上げた? なぜ上げた? 疑問だらけの事件…
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近藤史恵「ねむりねずみ」

近藤史恵のねむりねずみを読みました。若い歌舞伎役者と妻。歌舞伎役者が妻に紹介した文芸誌の記者。女形の歌舞伎役者と、外見では比べるまでも無い30前の禿げた男に、妻は心惹かれていく。それは自分との生活よりも舞台に生きる夫に疑問を感じたから。夫は自分の目の前では、次の舞台を前に眠り続けているだけだとすら思えるから・・・・。 客席最後列の女性…
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西尾維新「零崎曲識の人間人間」

西尾維新の零崎曲識の人間人間を読みました。戯言シリーズの前の時間軸で書かれている作品のようですが、零崎一賊シリーズの三作目みたいで、読みながら、また分からないフリの連発でした。順番どおり読むことを強くオススメします。 殺人鬼集団にして家族・零崎一賊に仕掛けられた戦争。少女趣味と云われている正体不明の殺人鬼・零崎曲識の戦いです。一定年齢…
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近藤史恵「二人道成寺」

近藤史恵の二人道成寺を読みました。歌舞伎の女形が主人公です。 摂州合邦辻を同じ時期に舞台にかける二人の女形。一人は名門出。もう一人は売り出し中。二人はライバル視されていた。名門出の女形の妻が自宅の家事で意識不明となっている。この事件に疑惑を持つ売り出し中の女形。 歌舞伎の知識がない私には梨園の裏側が少し垣間見えるようで面白く読めまし…
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森博嗣「キラレ×キラレ」

森博嗣のキラレ×キラレを読みました。別の事務所の探偵・鷹知に協力を求められた小川と真鍋。30代の女性が満員電車で背中を切られた3件の連続事件の調査だった。事務所の椙田の了承を得て、鷹知と共に調べ始める小川と真鍋。無関係と思われていた3人の被害者に、ある共通点が見つかった直後、さらに4件目の事件。そして関係者が今度は刺殺される事件が発生す…
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小野不由美「くらのかみ」

小野不由美のくらのかみを読みました。活字が大きく、また全てふりがながついているので、「お子様向け」かな?と思いましたが、ミステリーランドという本は、一応「かつて子どもだったあなたと、少年少女のための−ミステリーランド」と銘打っているので、私が読んでも・・・たぶんいいのでしょう(笑) 内容は、結構真面目なミステリーです。最初はホラーかな…
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森博嗣「イナイ×イナイ」

森博嗣のイナイ×イナイを読みました。×シリーズの第1弾。椙田事務所に勤める小川令子と、ノンギャラお留守番の芸大生の真鍋瞬市。椙田事務所を訪れた佐竹千鶴の依頼は「自宅に閉じ込められている兄を捜して欲しい」というもの。 別の事務所の探偵の鷹知・ほとんど出勤してこない椙田・元社長秘書の小川・鋭いのか?鈍いのか?分からない真鍋。登場人物も一筋…
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西尾維新「クビキリサイクル」

西尾維新のクビキリサイクルを読みました。戯言シリーズの第1弾。第23回メフィスト賞受賞作です。 京都といっても日本海側に浮かぶ鴉の濡れ羽島に招かれた画家・学者・料理人・占術師・技術屋。招いたのは島の所有者である財閥の令嬢。使用人はメイド長と三つ子メイド。そして画家の付き添いと技術屋の付き添い。主人公は、技術屋の付き添いの「ぼく」。 …
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東野圭吾「予知夢」

東野圭吾の予知夢を読みました。探偵ガリレオの続編(?)というか、湯川助教授と草薙刑事のコンビです。夢想る(ゆめみる)・霊視る(みえる)・騒霊ぐ(さわぐ)・絞殺る(しめる)・予知る(しる)の五編ですが、こちらもドラマで使われていたので、ついついドラマと比較しながら読んでしまいます。けっこう原作をアレンジしているのにドラマの方の出来も良かっ…
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森博嗣「カクレカラクリ」

※ネタバレがあります。今後、森博嗣のカクレカラクリを読む予定のある方は、見ないことをお勧めします。 森博嗣のカクレカラクリを読みました。 鈴鳴村にある真知家と山添家。元炭鉱の山や元セメント工場を所有する真知家と、川沿いの温泉旅館を営む山添家は、共に村の名家であるが、いつの頃からか険悪な関係になっていた。その理由は、両家のものですら…
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京極夏彦「続巷説百物語」

京極夏彦の続巷説百物語を読みました。今回も分厚いです。電話帳レベルです。「野鉄砲」「狐者異」「飛縁魔」「船幽霊」「死神」「老人火」の短編6編。前作との繋がりもあるので、先に巷説百物語から読んでおいた方がいいでしょう。個別の話ですが、時系列順に並んでおり、前作の巷説百物語の時系列も入っています。 シリーズとしては、狂言回しの山岡百介と小…
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樋口有介「海泡」

樋口有介の海泡を読みました。小笠原の父島が舞台です。二年ぶりに夏休みに島へ帰る大学生の主人公。東京でほんの少し付き合っていた同級生が死ぬ。事故か?殺人か? 小笠原は東京都ですが、大阪から見ると、とっても遠い島です。距離以上に、交通アクセスが厳しいから。作者はスモールタウン物が書きたかったのだそうで、デビュー作のぼくと、ぼくらの夏みたい…
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曽根圭介「沈底魚」

曽根圭介の沈底魚を読みました。第53回江戸川乱歩賞受賞作。中国人を行確中の公安外事二課の刑事・不破に声をかけた伊藤真理は、不破の高校の同級生だった。そして中国人に接触した伊藤は、総理候補の現職国会議員の関係者だった。 スパイ小説ですが、軸は捜査側の公安外事二課。沈底魚とは、深く眠っているスパイ。現在は動いていないが命令があれば動くスパ…
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京極夏彦「前巷説百物語」

京極夏彦の前巷説百物語を読みました。巷説百物語シリーズの4冊目。小股潜りの又市の巷説百物語以前の話です。あっちを立てれば、こっちが立たず、八方ふさがりのような問題を一気に片付けるというスタイルは京極堂シリーズに近い感じがしますが、こちらでは妖怪物の怪を絡めて話を仕立て上げるような解決法。おそらく20代前半の小股潜りの又市が、それでいいの…
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伊坂幸太郎「陽気なギャングの日常と襲撃」

伊坂幸太郎の陽気なギャングの日常と襲撃を読みました。陽気なギャングが世界を回すの続編です。 後輩の結婚話と苦情をいう老人と人質事件と強盗事件の話・酔いつぶれた男と消えた女と交通事故の話・同僚の嘘と謎のチケットの話・殴られた男と非合法カジノと強盗事件の話。今回の陽気なギャングの日常と襲撃は、短編4本を長編1本の一部にまとめたそう。 パ…
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高田崇史「クリスマス緊急指令」

高田崇史のクリスマス緊急指令を読みました。7本の短編です。いつもはミステリーっぽい作品が多い高田崇史ですが、全体としてファンタジーっぽい内容の話が多いです。きれいにまとまっているのはオルゴール恋唄でしょうか。しみじみとしたTHE 有頂天ホテルといった感じ。茜色の風の吹く街では、昭和33年生まれの高田崇史は、そういう世代だったのかも知れま…
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ジョン・ディクスン・カー「剣の八」

ジョン・ディクスン・カーの剣の八を読みました。 スコットランド・ヤードの老警部ハドリーの元に警視監より命令が下る。田舎から来るポルターガイスト絡みの主教の話を聞いてやって欲しいとの事だが、その主教は「階段の手すりを滑り降りる」「牧師にインク壷を投げつける」「メイドの髪に摑みかかる」等のトラブルで地元でも持て余している主教…
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小野不由美「黒祠の島」

小野不由美の黒祠の島を読みました。東京で調査事務所をやっている式部の元に差し入れを持って訪れた顧客の葛木志保。郷里に帰るが三日後に戻ってくる。自宅の鍵を預かって欲しい。帰ってこなければ部屋を処分して欲しいと。そして葛木志保は失踪する。 鍵を自分に託した事を「探して欲しい」という意味だと解釈した式部は、九州北西部の夜叉島に行く。どうやら…
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伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」

伊坂幸太郎の陽気なギャングが地球を回すを読みました。 逃走車に三人乗るのも四人乗るのも同じならば、四人の方がいい。・・・というわけで銀行強盗は四人いる。 嘘を見抜く地方公務員の成瀬・演説好きで喫茶店マスターの響野・動物好きで天才スリの久遠・精確な体内時計の持ち主で元派遣社員の雪子、銀行強盗の話です。 コミカルで不思議なキャラ設定、い…
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