テーマ:小説

東野圭吾「聖女の救済」

東野圭吾の「聖女の救済」を読みました。ガリレオシリーズの5作目です。 真柴義孝に離婚を切り出された綾音。そして義孝を殺すことを決意する。 この作品の面白いところは、トリックの巧妙さ。 完全犯罪と思えるような手段と計画性で実行される殺人。 あまり書くとネタバレしてしまうので書きませんが、長編ミステリーを読んだ時の満足感…
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東野圭吾「ガリレオの苦悩」

東野圭吾の「ガリレオの苦悩」を読みました。「落下る」「操縦る」「密室る」「指標す」「攪乱す」の短編5編。ガリレオシリーズの4作目です。 「落下る」で内海薫が登場したのにビックリ。基本的にネタバレ防止に、あまりwikipediaで予備知識を入れずに読書はするのですが、気になったので見てみると、テレビドラマの内海薫は、原作者の…
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澤田ふじ子「にたり地蔵」

澤田ふじ子の「にたり地蔵」を読みました。 公事宿事件書留帖シリーズで、「旦那の凶状」「にたり地蔵」「おはばの茶碗」「ふるやのもり」「戻れぬ橋」「最後の銭」の短編6編が入っています。シリーズ7冊目にあたります。 公事宿というのは、江戸時代の京都で、現代でいえば民事訴訟の弁護士のような仕事。奉行所に顔の効く居候・菊太郎を…
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澤田ふじ子の「天の鎖 小説・日本庶民通史/平安篇」

澤田ふじ子の「天の鎖 小説・日本庶民通史/平安篇」を読みました。 厚さ55mmの長編です。平安遷都前の京都から始まる物語ですが、時間の流れの意外性に驚かされました。あとがきを読むと、意図が解かるのですが、少々面喰ってしまいました。
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原寮「愚か者死すべし」

※原寮の愚か者死すべしを読む予定のある方は読まないことをオススメします。ネタバレがあります。 原寮の愚か者死すべしを読みました。新・沢崎シリーズの第1弾なのだそう。 大晦日の午後に渡辺探偵事務所を訪れた依頼者は、死んだ渡辺を訪ねてきた女。以前より父に「何かあれば渡辺を頼れ」と言われていた。銀行強盗の疑いをかけられた伊吹哲哉を助け…
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貴志祐介「青の炎」

貴志祐介の青の炎を読みました。高校生の櫛森秀一は母と妹の三人で暮らしていたが、ある日から家に母の再婚相手だった曾根が居座り始める。十年前に母と再婚し、すぐに別れた曾根は、家では酒を飲み、妹に危害を加えようとする曾根を秀一は廃除しようと考える。完全犯罪の殺人として・・・。 以前に人から勧められた本なのですが、私の趣味としてはあんまり。勧…
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古処誠二「未完成」

古処誠二の「未完成」を読みました。以前読んだ「UNKNOWN」の続編です。朝香二尉と野上三曹のコンビ。前作と異なるのは、舞台が鹿児島県の離島であること。最初は「小銃を紛失する」という事件の意外性・重大性が分からなかったのだが、読んでいくうちに現在の自衛隊の訓練ではありえないということが分かってきた。殺人事件のような派手さはないが、ミステ…
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古処誠二「UNKNOWN」

古処誠二の「UNKNOWN」を読みました。基地内部に仕掛けられた盗聴器を捜査する朝香二尉と野上三曹。野上三曹を語り手にしての自衛隊内部での捜査。自衛隊の日常が垣間見える。やたらコーヒーを飲む朝香二尉が印象的。野上三曹の自衛官としての姿勢にも好感が持てる。朝香二尉の登場する続編が出ればいいなと思う。
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トマス・ハリス「レッド・ドラゴン」

トマス・ハリスの「レッド・ドラゴン」を読みました。去年、「レッド・ドラゴン」は映画を見たのですが、「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と比べてしまうとイマイチって感じでした。アメリカで出版されたのが、1981年だから、もう20年以上前の作品でありながら、少しもそんな感じをさせないのは、さすが名手トマス・ハリス。「レッド・ドラゴン」、「羊たちの…
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西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」

西尾維新の「きみとぼくの壊れた世界」を読みました。ミステリと聞いていたので、表紙を見て絶句。何じゃこりゃ? 昔のコバルト文庫のような、アニオタ受けしそうな感じ。中にもマンガが何ページかあり、??? な、感じ。読んでみると歪んでるね、こりゃ。登場人物が揃いも揃ってナルシストな奴ら。無駄な饒舌さ、見え隠れするプライドの高さ、シスコンな兄・様…
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冲方丁(うぶかたとう)「マルドゥック・スクランブル」

冲方丁(うぶかたとう)の「マルドゥック・スクランブル」全1.2.3巻を一気に読みました。最近ご無沙汰のSF小説。車に乗せられて焼き殺された少女が生き返り、ネズミ型の万能生体兵器と出会う。ドクターと三人でチームとなり、自分を死に追いやった男を追い詰めていく。マトリックスっぽい柔軟に形の変わる兵器、脳の記憶を抜き去ってしまう被告人。皮膚表面…
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殊能将之「美濃牛」

殊能将之の「美濃牛」を読む。タイトルからして、神話のミノタウロスを意識している。「黒い仏」の時とは違い、超能力っぽさがなかったのが良かった。オカルトっぽさはあるけど。出来れば、最後にアントニオが出て来なければ良かったのだが。登場人物がたくさんいるが、石動(いするぎ)の飄々とした感じが楽しい。ボリュームもあり、読みごたえはある。
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秋月涼介「月長石の魔犬」

秋月涼介の「月長石の魔犬」を読みました。第20回のメフィスト賞受賞作品だそうです。なんとなくメフィスト賞らしい作品。登場人物の名前が、わざわざ読みにくい名前ばかりにしているのは、少女趣味、あるいは宝塚、それとも森博嗣の影響なのか? ちなみに私は読みにくい名前は嫌いです。たとえ森博嗣でも。主要な登場人物、レギュラー陣に理系の香りをさせるの…
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幸田真音「日本国債」

幸田真音の「日本国債」を読みました。日頃読まない経済小説ですが、とても楽しく読むことが出来ました。特捜刑事の佐島と、トレーダーになりたての多希が、多希をアシスタントからトレーダーに引き上げた直後に事故にあった野田の事件を中心にして追っていくストーリー。あんまりなじみのない日本の国債とその市場の現状を分かりやすく交えながら、大きく話を膨ら…
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典厩五郎「探偵大杉栄の正月」

典厩五郎の「探偵大杉栄の正月」を読みました。アナーキストとして有名な大杉栄を主人公にすえて、明治大正の有名な実在の人物を脇役に登場させる。私はこの本を読むまで大杉栄に興味がなかったので、実際の大杉栄がどんな性格の人物なのか知らないが、典厩五郎の歴史上の人物に対する好悪はっきりした書き方は好きだったりします。典厩五郎お得意の少しロマンチス…
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